Ableton and Max Community Japan #024「多角形シンセの魔力」

AMCJ #024イベント概要
Ableton LiveとCycling ‘74 Maxのユーザー・コミュニティ=AMCJ (Ableton and Max Community Japan) 、3月6日 (日) 14時からストリーミング生配信にてお届けします。今回のテーマは「多角形シンセ」!! 世の中にたくさんのシンセサイザーが存在しますが、音響合成の方法として使われているのは減算、加算、FM、ウェーブテーブル、物理モデリングくらいで、ごくごく限られています。実際にはほかの音響合成方法を採用したシンセを作ることもできます! ということで、今回のAMCJでは新しい音響合成方式「多角形シンセ」を取り上げます。

多角形シンセはその名の通り、図形から音を生成する音響合成方式です。発明されてから日の浅い方式で、E-RM社のPolygogoなど極一部の製品にしか搭載されていません。(参考:https://umbrella-company.jp/e-rm-polygogo.html)

そんなまだまだ謎に包まれた多角形シンセを、FendoapがMaxとgen~による実装を通して一から解説します。多角形シンセについてはFendoapのTwitterアカウントでもさまざまなデモが公開されているので、どんなものか想像つかない方は必見です! 今回のAMCJでは多角形シンセの原理や理論、考え方を学ぶことでどなたでも実装できるよう解説いたします。

Akiyuki OkayasuはFendoapの多角形シンセMaxパッチをMax for Live (M4L) デバイスへ移植します。M4Lの特徴なども交えながら今回に限らずさまざまな場面で応用できるよう、移植にあたってのコツもお伝えします。完成したM4Lデバイスは参加者プレゼントとしますので、日々の楽曲制作などでお使いいただけます。「内容が理解できるか怪しいけどデバイスだけ欲しい……」という方もAMCJは歓迎いたします。

<Ableton and Max Community Japan #024 「多角形シンセの魔力」>
日程:2022年3月6日(日) 14:00- 3時間程度を予定(3月21日(月) 23:00まで全編視聴可能)
ストリーミング視聴券:2,200円 (一般) / 1,100円 (学割)
出演:Fendoap、Akiyuki Okayasu、AMCJ
主催:Ableton and Max Community Japan / リットーミュージック
協賛:株式会社エムアイセブンジャパン、Cycling’74
お問い合わせ:https://twitter.com/AMCJ_Official/

- 出演者 -

Fendoap
maxで音などを制作している。arduinoとmozziで楽器などを制作したり、faustとJUCEでVSTなど制作したりmaxのgenで数値計算を試してみたりしている。Buffer Zoneや時の崖から音源をリリース。
https://twitter.com/seitokisoukari

Akiyuki Okayasu
音響作家/楽器デザイナー/プログラマー。
国立音楽大学にてコンピュータ音楽、作曲を学ぶ。自身の創作で培ったデジタル信号処理技術を活かして、これまでにインスタレーション作品のサウンドプログラミングやミュージシャンへの特注楽器製作、ライブ演出システム製作などを手がける。2016年にPROGRESSIVE FOrMよりアルバム Shin Sasakubo & Akiyuki Okayasu「invisible flickers」をリリース。
https://scrapbox.io/akiyukiokayasu/

AMCJ
Max/MSPとMax for Liveの開発者、学習者向けイベント、slackコミュニティをオーガナイズするグループ。運営メンバーはKentaro Suzuki (https://twitter.com/szk_1992)、Akiyuki Okayasu (https://twitter.com/akiyukiokayasu)、Akihiko Matsumoto (https://twitter.com/Akihik0MA)。情報交換のための無料日本語ユーザーコミュニティーSlackの登録はこちらから。